メディア文化コース長から

コース長挨拶 藤本貴之教授 博士(学術)

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「メディア文化コース」は総合情報学部が掲げる「文理融合」だけでなく、制作・デザイン系までも含んだ、メディアに関するあらゆる知識・技術の習得を目指します。

みなさんは「メディア」という言葉を聞くと何を思い浮かべるでしょうか? インターネットの登場により、私たちが関わるメディアが多様化している今日、ありとあらゆるモノ・コトが「メディア」であり、また「メディア」に関わります。

例えば、テレビやラジオといった放送メディア。もちろん、総合情報学部メディア文化コースでは、これまでもテレビマン、映像制作者などを輩出してきました。講義として「メディア概論」「映像メディア作成技法」などがあります。学生時代から制作現場に関わるチャンスも少なくありません。

コンピュータグラフィックス(CG)やシミュレーションのようなマルチメディアも、代表的な「メディア」のイメージでしょう。メディア文化コースでは、この分野の世界レベルの研究・教員が揃っています。東洋大学には、メディア文化コースの教員たちが中心となって設立・活動している世界最大級のマルチメディアシミュレーションの研究拠点である「計算力学研究センター(CCMR)」があります。授業でも、文系であっても、未経験であっても問題なくCG分野に取り組めるように、1年次から「コンピュータグラフィックス論」という授業が用意されています。

身近な「メディア」といえば、スマートフォンを思い浮かべるかもしれません。スマートフォンが1人に1台の時代の現在、スマートフォン・アプリケーションの制作は、あらゆる分野で注目を集めています。スマートフォンアプリの制作は、メディア文化コースが得意とする対象のひとつです。多くの研究室が、卒業研究・制作でアプリ開発に取り組んでいます。こちらも、経験の有無は無関係です。知識ゼロ、技術ゼロだった人も「総合情報学演習I・II」などの演習授業を通じて、開発スキルを身につけています。

WEBデザインやWEBアプリ、ゲーム制作、インターネット、SNSといったキーワードも「メディア」を扱う時のホットワードでしょう。こういうことに興味・関心を持ち、この分野で研究をしたり、就職をしたいと思っている若い人は少なくありません。メディア文化コースの教員の中には、現役で活躍するデザイナーや、CG研究者がいます。これまでの卒業研究・制作を見てもらえれば、多くの学生たちが、こういったテーマに取り組んでいることがわかります。3年次の「総合情報学演習III・IV」ではこれらのテーマが数多く扱われています。技術面の授業も、2年次以降で続々を展開しています。

さて、上記のようなものだけでなく、いわゆる「人文系のメディア」、すなわち「メディア論」とか「メディア文化論」とか「メディア哲学」のような分野に興味を持っている人は多いかもしれません。人文社会系等の大学や学部などで「メディア」といえば、こういった分野かもしれません。世界水準のメディア制作・開発のチームを誇っている総合情報学部メディア文化コースですが、もちろん、人文社会系の「メディア」にもぬかりはありません。「メディアの歴史」や「文化情報論」、「サイエンスとアート」など、数多くの文系メディア論の科目が展開しています。

メディア文化コースの強みは、理系・文系・制作系・デザイン系のすべてを網羅した教授陣が、メディアに関心を持つ学生たちのニーズの網羅的にカバーした授業を用意していることです。

学び、研究するための環境は揃っています。

あとは、入学した学生のみなさんが、「どう動くか?」だけです。

教員はそのためのサポートを惜しみません。

  • カリキュラム・科目についてはコチラをご参照ください。